アドリブプレイヤーのためのミュージシャンリスト#1
ギタリストがアドリブを練習するときに、他のプレイヤーのソロをコピーしますが、たいていのスタープレイヤーのソロは個性的で、一字一句をまねしてしまうと、それで終わってしまって、自分のソロを弾くときの応用がききません。
ほんとうはロックであれブルースであれ、基本のフレーズをたくさん覚えたほうがいいのですが、教則本などでは、基本的すぎて、かえってそこからどうやって発展させればいいのかわからなくて困ります。
ロイブキャナンのソロは、トリッキーな部分も有名なのですが、基本形のブルースを弾くときに、これが基本のフレーズでその次にこう発展して、、、、という部分がたくさん出てきます。単純すぎるのにかっこいいフレーズが後から後からでてきます。このひと自身も、古いブルースマンのフレーズをたくさん覚えて、そのまま使ってるところもあるのかもしれません。
ソロの後半は、だんだん盛り上がってきて、ピッキングハーモニクスやらフィードバックやらがでてきて嵐のようになるのがパターンになってますが、テクニックを見せてると言う感じはなく、自然にそうなりましたという感じがします。ジェフベックがこのひとのためにバラードを書いて演奏しているのが有名です。
2009年5月17日日曜日
ROY BUCHANAN ロイ・ブキャナン