アドリブプレイヤーのためのミュージシャンリスト#3
David "Fathead" Newmanからのつながりになりますが、ロック系ギタリストにぜひ聞いてもらいたいアルバムです。リーダーは T-Bone Walker ですが、ここではヴォーカルがメインでギターは少ししかでてきません。
すごいのはゲストで、Larry Carlton、Dizzy Gillespie、David "Fathead" Newman、Gerry Mulligan、
Herbie Mann、Zoot Sims、Al Cohn、Wilton Felder という顔ぶれです。
有名スタジオミュージシャンとジャズ界の大御所ばっかりです。で、このジャズの大御所たちが入れ替わりでストレートなブルースのソロを聞かせます。ジャズではないのでヴォーカルの合間の短いソロですが、これがとても良質な教科書フレーズなんです。ジャズっぽいですが、音数はおさえぎみで、すなおなブルースをやろうという感じで、みなさん揃っています。すごいです。参考書です。
(ウィルトンフェルダーは、ここではベースだけのようですが、クルセイダースの初期のアルバムにはブルースっぽいファンキーなソロがたくさんあります。フレーズの切り方、つなげ方がかっこいいです。)
2009年5月18日月曜日
T-Bone Walker (アルバム)Very Rare